中山道蕨宿400周年
マスコットキャラクターについて
蕨市のマスコットと言えばワラビー君ですが、
中山道蕨宿のマスコットと言えば「わらじろう」
どちらも平成元年、市制施行30周年を記念して
産声を上げた愛らしいキャラクターです。
菅傘にカッパをはおり、中山道を往来する
旅人をイメージしたわらじろうの誕生には
こんなエピソードがあります。
人情味あふれる蕨宿にピッタリの
いたづらっぽく愛らしいキャラクターにしたいと
蕨宿の皆さんでアイデアを絞った当初の案は
旅カラスをモチーフにしたものでした
でも、
「カラスなど縁起が悪い」
と、当時の長老たちから却下され
対案としてだされたのが
平和の象徴であるハト。
ウインクをした表情に愛嬌のある
わらじろうが誕生したのです(^^)v
名前のわらじろうは、地名である蕨はもちろん
街道を行き来するうえで欠かせないワラジにも引っ掛けたという
粋なネーミング。
こうして誕生以来、宿場を盛り上げるマスコットとして
親しまれています。
蕨宿を散策したことのあるひとは気づきでしょうか?
同地区限定でマンホールの蓋が
わらじろう仕様になっていることを。
他にも住宅の雨水枡にわらじろうがデザインされたりと
蕨宿の魅力アップに一役買っています。
そんなわらじろうが、開設400年の今年
より親しみやすいご当地キャラとして
新たに着ぐるみ姿で登場します。
お披露目は11月3日の宿場まつり。
節目の年のお祭りで、中山道を練り歩く
わらじろうに会いに来ませんか。
投稿日:2012年10月3日